学習障がい(LD: Learning disorders / Learning disabilities)

Learning disorders / Learning disabilities

学習障がいとは、「読む」「書く」「計算する」などの一部の能力に著しい困難を示す状態のことをいいます。


特徴として…

「読む」のが苦手。
例えば、

  • ひらがなやカタカナの区別がつかない。(「さ」「き」の違い、「ソ」「ン」の違いが分からない、など)
  • 飛ばし読みをしてしまう。
  • 単語を一文字ずつ読み、文章がたどたどしくなる。

「書く」のが苦手。
例えば、

  • 文字を書くと、字が反転する。
  • 自分で書いた文字が読めない。
  • 字が行や枠から大きくはみ出す。

「計算する」のが苦手。
例えば、

  • 数字や算数記号を理解するのが難しい。
  • 数を数えるのに時間がかかる。
  • 簡単な計算も指を使わなければ少し難しい。
  • 筆算などの繰り上げ計算が苦手。

「記憶」「空間認知」「聴力」「コミュニケーション」「運動」に困難が生じることも。
例えば、

  • 言葉や時間割、歴史的な事件などを思い出せない。
  • 上下左右、前後などの位置関係や立体的な空間を把握するのが難しい。
  • 情報を聞いて理解したり、イメージしたりすることができない。
  • 人の顔が記憶できなかったり、場に合った言葉づかいができなかったり、
    対人関係を築いていく上で必要な能力に問題を抱えています。
  • 身体に不器用さを抱え、スキップができないなど、運動全般が著しく苦手です。


苦手なことを正しく理解する

子どもが一体何が苦手で困っているのかを正しく理解しましょう。子どもの苦手を把握して、 具体的な工夫を考えていきましょう。

自分に合った学びを身につける

子どもの苦手なことが、「なぜ苦手なのか?」を専門の先生と相談し、 その子に合った学び方を探し、支援していくことが大切です。

例えば…
文章を「読む」ことが苦手
ふりがなをふる。行間をあける。文章を一行ずつゆっくりと指でなぞりながら読む癖をつける。など

「書く」ことが苦手
→ なぞり書きから始め、決まった範囲に収まるよう書く練習をする。 慣れてきたら、書き順や漢字の形も意識させるといいでしょう。

「話す」ことが苦手
→ 子どもの興味のある話題を持ち出し、子どもが話し始めたら傾聴し、 時々フォローを入れていくようにする。

「計算」が苦手
→ 少ない問題や簡単な問題からゆっくりと解くようにしましょう。 分からない問題は答えだけでなく、解き方をフォローするといいでしょう。

苦手を補うツールを使う

必要に応じて、視覚教材や音源、電卓やパソコンなどの電子機器を活用して、 学習を補う工夫を探していきましょう。聞くことが得意なら音を使って「聴覚」に、 見ることが得意ならイラストや映像を使って「視覚」に働きかけるなど、その子に合った 方法で学ぶことも大切です。


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